東京臨床心理カウンセリング学院で学び、赤坂心療内科クリニックで心理セラピストとして働いている三好 薫さんに、体験談をおうかがいしました。
主婦から心理セラピストに転身された理由や、手に入れた成果をお話いただきました。
三好 薫（みよし かおる）と申します。
心理セラピストをやらせていただいてます。
主婦だったんですけども、ボランティアとかをしてました。
シンガポールとか、イギリスとかで、アニマルセラピーをやっていたんですけれども、ある程度勉強して、学位も持っとったんですけど、それを全く活かそうとはせず、 主婦になる道を選んだりとか、そういう親からのモデリングとかというのを、疑問とかもなかったことが、まず 問題かなと思います。
アニマルセラピーをやっていて、やらせてるのは犬だっていう、どうしても罪悪感があって、 犬たちは年取っていくので、
「何か自分でできることを・・・」
というふうに検索したのがきっかけです。
先生のホームページにワンちゃんが載ってたっていうのが、たくさんあるスクールの中から選んだ決め手です。
それで、実際お会いした時に
「すごいな！ いつか戻ってきます！」
という形で、初級を取らせていただいた。
正直、私が心理セラピストになっているというのは、
「奇跡に近いんじゃないかなぁ」
というか
「いい変化があったな」
と感謝しています。
自信がたぶんあまりない人間で、先生にいろいろなところに気づかせてくださったのは、すごい自分にとっては自信になったと思います。
「自分が変われたかも」
と思ったのは、正直１年、でも
「変わり始めたのかも」
と思ったのは、４、５ヶ月ぐらいだったと思います
あのまんま講座を受けていなかったら、ボランティアとかして、普通に幸せだったと思うんですね。
でも、やっぱりどこか・・・
「何か忘れてたものが、あるんじゃないか？」
とか、人生を振り返ってみて
「何かやったことが、あったかな？」
というふうに思うような人生だったんじゃないかな、と少し思う。
それを考えると、ここまで大きく変化ができたのは、やっぱり講座のおかげと、先生のアドバイスをたくさんいただいたおかげだと思っていて、感謝しなきゃいけないです。
お１人お１人、１回１回、一生懸命としか言いようがないんですけど、 キチっと接したいな、というか、
「 私でよければ・・・」
という思いが、すごい強いのと、1回でも笑顔になってくださったら、それはそれででいいな・・・
逆に、クライアントさんに感謝っていう気持ちの方が大きいですね。
一番嬉しかったのは、先生にもおっしゃっていただきましたし、他の人にも
「人の上に人を作らず、人の下に人を作らずだね」
とおっしゃってくださったのは、本当に心から、嬉しかったというか
「そういう人間になりたいな」
と思ってたので
「そのまま生きたいな」
という自信になります。
自分を見つめなおして、成長させていただいた・・・
本当、唯一の場だったんじゃないかな・・・
というふうに思います。
経歴
ペース大学 心理学研究科 ヘルスサイエンス学専攻 修士課程修了。
メアリーボーン大学 動物行動学に基づくアニマルセラピー学専攻 博士課程修了。
B.A in Psychology and Mass Communication, New York University
M.A in Health Science Psychology, Pace University
Ph.D. in Health Psychology and Ethology, Marylebone University.
英国、米国、日本、シンガポールの精神病院、ホスピスにて、ドッグセラピーに従事。
東京臨床心理カウンセリング学院プロ認定セラピスト。
英語対応可能。
