
好きだから近づいたのに、相手が逃げていく・・・
そんな苦しさが起きることがあります。
回避型愛着の人は、相手を嫌いだから距離を取るとは限りません。
近づかれること、期待されること、強い感情を向けられることによって、心の中で親密さへの不安が強くなることがあります。

この記事では、回避型愛着の人が追われると逃げたくなる理由を、6つに整理してお伝えします。
- 回避型愛着の人が、追われると距離を取りたくなる理由
- 「嫌いだから逃げる」とは限らない背景
- 不安型と回避型のすれ違いが強くなる流れ
- 確認や要求が、相手には負担として伝わることがある理由
- 追う側と逃げる側が、どちらも苦しくなる仕組み
- 関係をこじらせないために大切な視点
愛着の傷つきの克服法を、国際医学論文に掲載された世界先端の科学的な方法でとことんわかりやすく解説するZoom勉強会。2026年7月10日(金)20:30〜22:30開催、限定10名・参加費無料。
回避型愛着の人が追われて逃げる理由6選
理由1:期待されるほど、応えなければと苦しくなるから
相手から強く求められると、回避型愛着の人は「ちゃんと応えなければならない」と感じやすいことがあります。
愛情を向けられているはずなのに、それが安心ではなく、義務や重さとして伝わってしまうのです。
理由2:頻繁な確認を、責められているように感じるから
「どうして返信してくれないの?」「本当に好きなの?」という確認は、聞く側にとっては安心したいだけかもしれません。
けれど、受け取る側には、責められている、責任を問われている、自由を奪われる、と感じられることがあります。
理由3:感情の強さに圧倒されやすいから
不安が強い人ほど、相手の反応を早く確かめたくなります。
一方で、回避型愛着の人は、強い感情を向けられると処理しきれず、いったん距離を取って落ち着こうとすることがあります。
理由4:自分のペースを失うことが怖いから
回避型愛着の人にとって、自分のペースを保てることは安心につながります。
相手の不安に合わせ続けなければならないと感じると、自分が飲み込まれてしまうように感じ、距離を取りたくなることがあります。
理由5:近づくほど、傷つく可能性も高く感じるから
親密になることは、安心だけでなく、傷つく可能性も大きくなる体験として感じられることがあります。
そのため、関係が深くなるほど、無意識にブレーキがかかり、近づきたい気持ちと離れたい気持ちが同時に出ることがあります。
理由6:距離を取ることでしか、自分を落ち着かせられないから
距離を取ることは、相手を拒絶するためだけの行動とは限りません。
自分の中の不安や混乱を落ち着かせるために、いったん離れるしかないと感じている場合があります。
追う側も、逃げる側も、苦しくなっている
追う側は、安心したいから近づきます。
逃げる側は、落ち着きたいから距離を取ります。
どちらも自分を守ろうとしているのに、結果として、追うほど逃げる関係が強くなってしまうことがあります。
大切なのは、安心の作り方の違いを知ること
回避型愛着の人に必要なのは、感情をぶつけられずに、自分のペースを保ちながら関係を続けられる安心です。
不安型愛着の人に必要なのは、距離を取られてもすぐに見捨てられたと感じない安心です。
この違いを知らないまま関係を続けると、相手を理解しようとしているつもりでも、すれ違いが深くなることがあります。
一人で抱え込まなくても大丈夫です
愛着の傷つきは、気合いや我慢だけで変えるものではありません。
自分の反応のパターンを理解し、安心の感覚を育て直していくことが大切です。
愛着の傷つきについて、もう少し詳しく知りたい方へ。
東京臨床心理カウンセリング学院では、大人の愛着障害や親子の愛着の傷つきについて、無料の資料や勉強会でもお伝えしています。











